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| 高橋雅之のドメーヌ訪問記 |
| vol.3 ボルドー編 Part 2 |
| 続き、 じゃあ手分けしてバスを待とうとロシア人の彼。 僕ら日本人3人組は別のところで待機することに。 するとむこうからクラクションを鳴らしてくる車が一台きます。 近づくと現地で会うはずだったベックのお客様 オフタリではないですか! 事情を説明すると『狭くてもいいなら乗せてくよ』と。 ありがたいです。 しかしひとつ問題が、一緒に待っていた二人はどうしよう。 彼らに先に行ってもいいかと聞くと『ノープロブレム』と、笑顔で 応えてくれました。 必ず会場で会おうねと硬く握手を交わし一路ベルジュラックへ。 車はサンテミリオンの畑を抜け信号の無い田舎道を走ります。 そして会場であるシャトーに到着。 時間は夜の8時、パーティー開始時間は7時なのに 全然人が集まっていません。 受付を済ますとシャトー内を見学することに。 裏庭にはすごく美しい景色が広がっています。 暫くすると人が集まりだしました。 しかし一緒にバスを待っていた2人はいません。 立派なお庭のテントの横では仔羊が丸ごと焼かれています。 『うまそー、早く食べたい』と言いながら食前酒を飲み待ちます。 すると我々日本人5人組にスゴイ量のキャビアとイクラを持った人が 向かってきました。 どうやらこのシャトーのオーナーはロシア系の方らしいので 最高級のロシア産キャビアが入手出来るみたいです。 早速遠慮無く頂くと、程よい塩気でとっても美味しい!! アルマニャックと一緒に食べるともっと美味しい。 調子に乗ってキャビアを食べまくりました。 続いてイクラもイタダキマス。山盛りのイクラをほお張ると 『ぬぉっ、しょっぺー!!』と思わず叫んでしまいました。 日本のイクラとは味付けが違うみたいですね。 そうこうしていると駐車場に一台の大型バスが。 降りてくる人を見ていると一緒に待っていた二人もいました! 思わず駆け寄って抱き合いました。感動の再会です。 時間は10時を回り会場の準備が整いましたと。 ここまで延々と立って飲み食いしてました。 (やはり外国人の皆さんはずっと立って飲んでいられるんですね。 僕なんかは早く座りたくてしょうがなかった) やっと席に座れてホッとしました。 さぁ、パーティーの始まりです! しかし不覚にも僕は食前酒でアルマニャックを飲みすぎたせいで すでにベロベロ酔っ払っています。 頭の中では仔羊の丸焼きを食べたい食欲と猛烈なスイマー(睡魔) のバトルが始まっています。 最初は食欲が優勢でしたがイアンソープ並みのスイマー(睡魔)には 勝てませんでした。 そしてなんとか自力で車に戻りあえなく沈没っ! 気がつくと宴は終わったらしく車がボルドーに向かい、 走り出しました。 少し正気に戻り皆さんに感想を聞くと『最初のキャビアが一番』 と皆さんおしゃいました。 でも仔羊食べたかった。 ボルドーに戻りカフェでひと休みすることに 皆さん普通にアルコールを注文していますが 僕は体が受け付けません。 おとなしくカフェオレにすることに。 何を話していたのかあまり憶えていません。 三、四十分位いたのでしょうか。そろそろホテルに帰ることに。 タクシー乗り場にいくと中国人とフランス人数人が割り込みで喧嘩 しています。そのせいでぼくらは1時間近くタクシーを待ちました。 やっとこさタクシーに乗ると今度は僕らのタクシーの 黒人の運ちゃんが並走しているタクシーと口喧嘩しだしました。 我々は萎縮していると興奮した運ちゃんが何を思ったか 逆走しているではないですか!! まぁ無事にホテルに着いたからいいですけどね。 こうして長い一日が終わるのでした。 次回に続く |